ブログは、お金を稼ぐことができたり、自社のサービスや商品を発信することに適したツールです。
近年は副業を始める方も多く、手軽に始められるブログは特に人気ですよね。
一方で、ブログ記事をどのような手順で書いていけばよいのか分からないという声もよく聞きます。
本記事では、ブログ初心者の方向けにブログ記事の書き方やコツをまとめてみましたので、参考にしてください。
ブログ記事の書き方とは?6つのステップを把握しよう
ブログを書く時のポイントと手順は、以下の通りです。
- ユーザーの悩みを深堀する
- キーワードを設定する
- タイトルを設定する
- 見出しを正しく設定する
- 本文を作成する
- 校正とリライトをする
このような流れで書いていくと、Googleの検索エンジンに評価され、ユーザーにも読みやすい有益な記事を作成することができます。
それぞれの項目を詳しく説明していきます。
①ユーザーの悩みを深堀する
5W1Hという言葉は知っていますか?
- When(いつ?)
- Where(どこで?)
- Who(誰が?)
- What(何を?)
- Why(なぜ?)
- How(どのように?)
ブログ記事を書くとき、「誰」の「どんな悩み」を解決するのかを考えたことがありますか?
「集客したい!」や「アフィリエイトで稼ぎたい!」というのは「あなたの悩み」です。
こういう視点でしかブログ記事を書いていても、いつまでたっても「読まれる記事」は書けません。
重要なのは、「誰」の「どんな悩み」を解決することができるのかです。
そもそもGoogleというのは、誰かの「悩みに対する答え」を提供する場です。
5W1Hを設定することで、「誰のための記事」なのかを明確にすることができます。
②キーワードを設定する
ブログにおいて、キーワードは最重要だといっても過言ではありません。
上述したように、「検索する人がどのような悩みや疑問を持っているか?」を考えることが大事です。
例えば、本記事では「ブログ記事 書き方」といったキーワードを想定しています。
ブログを書いている、これから書こうと思っている人は、どのようにブログ記事を書けば「読まれる記事」になるのか知りたいと思っています。
そういった人に対しての答え(この場合、ヒントという感じですが)を考えて執筆しています。
このように考えることで、自ずと検索されるキーワードが分かるようになります。
③タイトルを設定する
キーワードが決まったら、「タイトル」を決めます。
タイトルには、必ずキーワードを入れましょう。
そして、Googleの検索画面で、よりクリックされやすいように工夫をしましょう。
下記は、一般的にクリックされやすいタイトルに施されている工夫です。
- タイトルにキーワードを入れる
- タイトルの長さは、35文字以内にする
- 一目でブログの内容が分かるタイトルにする
- 強調したい部分を「」や【】で囲う
- 具体的な数字を入れる
この際、他のブログと被らないタイトルにしましょう。
Googleの検索エンジンは、同じタイトルや同じようなコンテンツを重複して掲載することを嫌います。
必ず狙ったキーワードで検索をして、上位10件のブログタイトルは確認しましょう。
④見出しを正しく設定する
さて、キーワードやタイトルが決まったら、ブログの見出しを正しく設定しましょう。
見出しを正しく設定することで、ユーザーや検索エンジンに対してページ内のコンテンツ構成を正しく伝えることができます。
見出しを設定する際に重要なことは、3つあります。
- ユーザーは記事の全てを読むわけではない
- 記事の本質を見失わないこと
- キーワードとの関連性を考えること
この3点です。
ユーザーは記事の全てを読むわけではない
ブログ記事というのは、最初から最後まで読んでもらえるわけではありません。
実際に、あなたが何かを調べたいときに、記事の最初から最後まで全て読むわけではありませんよね?
知りたいところだけをピンポイントで探して読むことも多いでしょう。
この際、見出しがきちんと設定されていれば、ユーザーにとってはより短い時間で答えに辿り着くことができます。
一方で、見出しがないと目的の情報がどこに記載してあるのか分からずに、ユーザーは離脱してしまいます。
記事の本質を見失わないこと
次に、「記事の本質を見失わないこと」です。
見出しを作成せずに記事を書いていくと、高い確率で「あれ?結局何が言いたいんだっけ?」となります。
誰かの悩みを解決するという本質からどんどんかけ離れた「要らない情報」まで書いてしまうんです。
重要なことは、記事を書く前の段階できちんと見出しを作成することです。
イメージとしては、書籍の目次を作成する感じです。
「章」や「項」のように、ページ内の重要度に合わせて正しく見出しを設定します。
キーワードとの関連性を考えること
3つ目は、「キーワードとの関連性を考えること」です。
見出しに狙ったキーワードを入れることは、Googleにとってもユーザーにとっても非常に重要です。
検索キーワードとの関連性やユーザーが求めている答えが見つかりやすくなるためです。
したがって、見出しにはできるだけ「キーワード」や「関連性が高いワード」を入れるようにしましょう。
但し、以下の注意事項もあります。
- 見出しタグを過度に使う
- 長すぎる見出しを設定する
- デザイン(見た目)を整える目的だけで見出しタグを使う
見出しにキーワードを使うことは重要ですが、過度に使うことはやめましょう。
例えば、「プログラミングスクール おすすめ」のようなキーワードの場合、
プログラミングスクールのおすすめ|プログラミングスクールでおすすめ3選!プログラミングスクールがおすすめの理由
このように、過度にキーワードを入れ込んだり、長すぎる見出しを設定することはやめてください。
また、コンテンツの構造を伝える目的でなく、ただデザインを整えるだけのために見出しを設定することも避けてください。
⑤記事本文を作成する
ここまで、結構長々と書いてしまいましたが、ようやく記事本文を作成します。
と言っても、これまでの作業を行っていれば、本文の作成にはそこまで時間は掛からないと思います。
なぜなら、ブログ記事は執筆すること自体より、その前段階までで、ほとんどブログの質は決まると言っても過言ではないためです。
作成した見出しに沿って、書いていけば自然と良質な記事になっていきます。
文字数を気にする必要はない!
よくブログ記事の適切な文字数について議論されることがありますが、個人的には気にする必要はないと思っています。
なぜなら、上記で書いてきた手順に沿って記事を作成すると、自然と文字数は多くなるためです。
むしろ、無駄な文章をどれだけ多く書いても意味はないと思います。
何度も言いますが、大事なのは「誰かの悩みを解決すること」が「本質」です。
⑥校正・リライトをする
最後に、記事本文が完成したら「校正」をしましょう。
誤字脱字や日本語として正しいかなどを確認します。
最低限、以下のことに気を付けましょう。
- 誤字脱字がないか
- 句読点の位置
- 一つの段落に文字数が多すぎないか
- キーワードと関係ない事を書いていないか
これで、ブログ記事の完成です。
また、定期的に(3ヶ月程)リライトも行いましょう。
時間が経ってから記事を見ると、「あれ?全然有益な記事になってないなあ…」なんてこともよくあります。
大事なことは、一度書いて終わりではなく、その都度リライトしていきながら、より有益な記事に仕上げていくことです。
読みやすい文章を書くコツは、以下の記事も参考にしてください。
正しく継続することで上達する
今回は、ブログ記事の書き方で重要な6つのステップについてご紹介しました。
ブログは100記事書かないと上達しないとか稼げないとよく言われます。
否定する人もいると思いますが、著者自身は「間違いではない」と考えています。
ブログを100記事書くというのは、簡単なことではなく最低でも3ヶ月から半年ほどは継続する必要があります。
この「継続」できたかの目安が100記事という数字に表れやすいのではないかと思っています。
つまり、「ブログは継続しなければ結果がついてこない」ということです。
ただし、「継続しても必ず良い結果が出るわけでもない」ことも事実です。
実際に、著者が100記事を書いた時の収益やアクセス数については、下記記事をどうぞ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。